アメリカの商務省が発表した先月の小売業の売上高は、7043億2400万ドルだった。5月と比べ横ばいで、0.3%のマイナスを見込んでいた市場予想を上回った。5月についても、当初のプラス0.1%から、プラス0.3%に上方修正された。アメリカの個人消費は減速の兆しがあらわれているとの見方が出ており、ブルームバーグは「このデータはここ数か月の消費の減速という傾向に反している」としたうえで、消費者は商品の値下がりを利用して慎重になっていた分野に支出したとのエコノミストの見方を伝えている。
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