トランプ前大統領に大統領選挙への立候補資格が認められるか、連邦最高裁の判断が注目されている。議会乱入事件に関与したトランプ氏に立候補資格はないと認定したコロラド州の最高裁判決は憲法の「反乱に加担した者は官職に就くことを禁じる」という条項を根拠にしている。トランプ氏は連邦最高裁に上訴し弁論が開かれた。主な争点はトランプ氏は反乱に加担したか、大統領は官職か、立候補資格を剥奪できるかの3つ。連邦最高裁の判事は保守派が優位でコロラド州判決を覆し、トランプ氏の立候補は妨げないのではという見方が大勢を占めている。