アメリカ大統領選挙で共和党の候補者選びは5日、全米の15の州で一斉に行われるスーパーチューズデーを迎え、今夜から投票が始まる。これを前にトランプ前大統領と党の指名獲得を争うヘイリー元国連大使は4日に南部テキサス州でバイデン大統領とトランプ氏を念頭に演説した。これまでに行われた共和党の候補者選びはトランプ氏が9勝1敗で、全米の世論調査の支持率の平均でも60ポイント以上の大差でリードしている。トランプ氏はバイデン大統領との本選挙を見据えた活動に集中する姿勢を見せており、スーパーチューズデー前日に集会などは行われなかった。