11月の米国大統領選挙に向けた討論会で、バイデン大統領が失速。バイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会は、米国南部・ジョージア州で27日、1時間半にわたり行われた。冒頭から、バイデン氏がかすれ声で何度もせきこみ話題を集め、一方のトランプ氏は自身が認知症の検査を受けたとして、バイデン氏との違いをアピールした。バイデン大統領は「私が大統領になったときに、残されたものを見てみよう。ゴホン!」、トランプ前大統領は「私は2つの認知症のテストを受け、2つとも合格し、それを公表した。バイデンは何も受けていない」と述べた。結果的に、高齢への不安をさらに高めたバイデン陣営からは「大失敗だ」との声が漏れ、一方のトランプ陣営は「歴史的な勝利だ」との声明を発表している。