- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニングが流れ、酒井らが挨拶した。
「フランス議会下院選挙極右政党が大きくリード」などのラインナップを伝えた。
- キーワード
- エマニュエル・マクロン国民議会選挙
フランスで30日に投票が行われた国民議会の選挙は、開票作業が行われ、得票率では、極右政党の国民連合と連携する勢力が大きく躍進し、33.2％と首位に立った。左派の連合の新人民戦線は28％、マクロン大統領の与党連合は20.8％で3位に留まった。今回の選挙は、マクロン大統領が先月行われたヨーロッパ議会の選挙で躍進した極右政党の「国民連合」に対抗するため、議会下院を電撃的に解散したことにより行われた。1回目の投票結果について、街では、国民連合がこれほど票を取るのは国の価値観にそぐわないなどとの声が聞かれた。
多くの選挙区で、いずれの候補者も過半数を獲得できておらず、今月7日に決選投票が行われる見通しだ。決選投票には、1回目の投票の上位2人と、1回目の投票で、有権者の12.5％以上の票を獲得した人が進む。「トリアンギュレール」と呼ばれる候補者が3人の選挙区が注目されていて、地元メディアは、決選投票で、トリアンギュレールとなる選挙区は、300を超える可能性もあるとしている。このうち大半が国民連合・左派連合・与党連合の候補者による争いになる見通しだ。
- キーワード
- エマニュエル・マクロン国民連合
フランス議会下院選挙の決選投票では、三つ巴となる選挙区のうち、与党連合・左派連合・国民連合の争いになるのは、約8割になるとの見方が出ている。与党連合と左派連合の候補者の間で、票を奪い合い、結果的に国民連合に有利になる選挙区が続出する可能性が指摘されている。与党連合と左派連合の陣営は、候補者の調整を進める方針を打ち出した。左派連合「新人民戦線」のメランション氏は、3番手となった候補を取り下げる考えを明らかにしたほか、マクロン大統領もフランスの価値観を重視する勢力が広く結集するときが来たと述べて、協力して国民連合に対抗することを呼びかけた。決選投票に向けた候補者の登録は、あす締め切られる。調整がうまく進めば、国民連合などが議会の過半数を占める可能性はより低くなるとの見方も出ている。現段階では、与党連合と左派連合の足並みは揃っているとは言い切れない。ルメール経済相は1日、決選投票に向けて協力すべき政党に、左派連合の一部の党は含むべきではないとの考えを示すなど、与党関係者が調整に向けて一枚岩になっているとは言えない状況だ。左派の支持者のなかには、政権に対して不満を持っている有権者も少なくない。与党連合が議会の多数派を握るのは現段階では非常に厳しい情勢だ。野原は、大統領の出身政党と議会の多数派を握る政党が別となる「ねじれ現象」となる可能性が非常に高く、どのような結果になるのか注目されているなどとした。
米国大統領選挙について。先週行われたテレビ討論会でバイデン大統領の受け答えが安定さを欠いていたとして波紋が広がっている。最新の世論調査で7割以上が「バイデン氏は再選を目指すべきでない」と回答したことが分かった。民主党支持層の中でもバイデン氏は再選を目指すべきではないと回答した人が46％にのぼることがわかった。米国ABCは選挙戦からの撤退を求める声も出ていると伝えている。ホワイトハウスによると、バイデン大統領は先月30日にワシントン郊外のキャンプ・デービッド山荘で家族と過ごしたという。CNNテレビはバイデン大統領のアドバイザー2人の話として「バイデン氏の家族はバイデン氏に選挙戦を継続することについて揺るぎない支持を伝えた」と明らかにした。また、家族での議論はどうやって大統領を支えていくかに集中し再選を再検討すべきかどうかには向けられなかったという。
バイデン大統領の進退をめぐる報道を受け注目されているのがハリス副大統領。本来であれば予備選挙が終わっている今の時期にもし大統領が撤退するのであれば後継候補はハリス副大統領というのが自然な流れだが、ハリス副大統領の支持率が芳しくない。世論調査によるとハリス副大統領の支持率は39．9％、不支持が53．7％とバイデン大統領とあまり変わらない。ロサンゼルス・タイムズは過去4人の副大統領と比べても不人気ぶりが目立つと報じている。バイデン大統領が簡単に撤退を決められない背景にはハリス副大統領の不人気、そして有力な後継者がいないという事情も大きくありそう。
中国政府はスパイ行為の取り締まりの権限を明確化した新たな法令をきょう施行した。国家の安全を最優先にする習近平指導部の姿勢が更に鮮明になったかたちで中国でビジネスをする外国企業からは懸念の声が上がっている。この新たな法令ではスパイ行為の疑いがあった場合当局の担当者が個人や組織の携帯電話やパソコンなどの検査が可能となる。去年7月改正「反スパイ法」が施行され、スパイ行為の摘発を徹底して鮮明にする習近平指導部、外国企業からは懸念の声が上がっている。
7年の建設工事を経て中国広東省の深センと中山を結ぶ「深中通道」が開通。全長24kmを橋と島・海底トンネルで結ぶ国の一大プロジェクト。所要時間は約2時間から30分に短縮される。
フランス・パリで開催されるオリンピックとパラリンピック。観光名所の凱旋門にパラリンピックのシンボル「スリーアギトス」が設置された。パラリンピックの開幕は8月28日である。
中国の四川省を出発したのは米国・サンディエゴ動物園に貸し出されるパンダ2頭である。2019年生まれのオスと1歳下のメスだという。オスの母親はこの動物園で生まれたという。2頭は検疫のため1か月ほど隔離されたあと一般公開されるとのこと。
中国のEV最大手「BYD」がタイに工場を建設し4日に完成式典を行い現地生産を開始する。おととしタイに参入したBYD、ラヨーン県で年間15万台生産する計画である。BYDはタイ市場で既に約4割のシェアを誇る。現地精算でコストを下げ、タイ国内だけでなく東南アジア全域やオーストラリアなどへも販路拡大を狙う。タイは日本車の牙城ともいわれ、日本メーカー向けに車体を作ってきた。今後はBYDを始め、中国EVメーカーにも部品供給するという。今年はBYD以外のメーカーも相次いで現地生産を行うとのこと。
大統領選挙まで残り4か月。民主党か共和党か、多額の投資を行うエネルギー関連企業は両党の政策をにらみながらの経営を迫られている。石油会社・ジェイ・ヤングCEOはトランプ氏が大統領に就任すれば生産量は増加すると指摘。一方、業界への規制を強化するバイデン政権でも経営にはプラスになると見込んでいる。原油価格の高止まりはメリットもあるためだった。気候変動対策をする企業も政治動向を気にしつつビジネスを進めていた。天然ガスやヘリウムなどを生産するプロジェクトでは、生産過程で発生する二酸化炭素を回収し、地中に埋め込む事業を計画しており、バイデン政権下で強化された税制優遇を受けられる見通し。一方、トランプ氏は自らが政権を握った場合、バイデン政権の気候変動対策を覆すと宣言している。しかし、プロジェクトの担当者は税制優遇は続くとみている。投票日まで多くの企業が動向を注視する状況が続く。
株と為替の値動きを伝えた。
- キーワード
- 円相場
あすの国際報道の番組宣伝。アメリカで、バイデン政権の中東政策に揺れる学生たちについて伝える。学生新聞の記者たちを通して、その思いに迫った。
- キーワード
- アメリカ合衆国大統領選挙
エンディング。酒井らが挨拶した。
祝！甲子園100祭みんなで選ぶ名場面100の番組宣伝。
歴史探偵の番組宣伝。
にっぽん縦断こころ旅蔵出しスペシャルの番組宣伝。