先月ドクさんを訪ねたドクさんはホーチミンで妻と2人の子どもと暮らしている。日本人が経営する旅行代理店で働いていて日本の観光客に体験談を話し、ベトナム戦争の悲惨さを伝えている。1981年兄のベトさんと下半身がつながった状態で生まれた。ベトナム戦争で米軍が使用した枯れ葉剤の影響と見られて7歳で分離手術が行われた。手術には医療機器が提供され、医師が派遣され日本から多くのサポートがあった。ドクさんは日常生活を送れるまでに回復したがベトさんは脳に重い障害が残った。2007年26歳で亡くなった。双子を授かりチャンスをくれた日本を大切にしていて子どもたちの名前もフーシーやアイン・ダオで富士山や桜を意味する名前である。
東日本大震災の直後にはベトナムで義援金を集めて来日しその後もコロナ禍の日本のためにとマスク1万枚以上を無償で日本に送った。慈善団体を設立し日本・ベトナムで集めた寄付をもとに300人超に食料・生活資金などを支援している。この日は骨形成不全症をわずらう家族のもとを訪れた。19歳のグエンさんはビーズのネックレスを作り生計をたてている。先月には大学に進学し将来は会計士になり家族の生活を支えたいと考えている。
東日本大震災の直後にはベトナムで義援金を集めて来日しその後もコロナ禍の日本のためにとマスク1万枚以上を無償で日本に送った。慈善団体を設立し日本・ベトナムで集めた寄付をもとに300人超に食料・生活資金などを支援している。この日は骨形成不全症をわずらう家族のもとを訪れた。19歳のグエンさんはビーズのネックレスを作り生計をたてている。先月には大学に進学し将来は会計士になり家族の生活を支えたいと考えている。