取材にあたった飯島さんは「オノンダガ族のシェナンドさんも独立記念日はいつも花火はあげるがそれだけのことだと話していた。冒頭のフリーダム・トラックの展示もイギリスとの独立戦争から始まっていてあたかも無人の地にアメリカが建国されたかのような印象を受けた。実際、トランプ政権になってからネイティブ・アメリカンの気持ちや歴史を軽視するような動きが強まっている。7月4日の独立記念日に首都・ワシントンで白人至上主義者の団体が練り歩く姿がみられたのも大統領の姿勢に勢いを得たものと言えそうだ。こうしたなか最近目立っているのが今月も相次いだICEによる発砲事件に抗議するネイティブ・アメリカンの人たちの姿。トランプ政権下で白人至上主義が盛り返すのではないかという懸念、アメリカの先住民でありながら髪や肌の色から移民と間違えられ摘発に巻き込まれることへ反発がある。返還されたのは川の上流部分で政府の魚類野生生物局も関わっての決定だった。湖は水銀などによる汚染が深刻だが、再び魚を採れる日が来ることを願っている。ただ国内での法廷闘争は行き詰まり、トランプ政権下での混乱はなおさら。そこでオノンダガの人たちはOASに請願を出したり国連の先住民族の会議に参加するなど国境を超えた働きかけを強めている。」などと話した。
