アメリカ・メーン州では、主要産業の一つとしてロブスター漁が行われているが、温暖化により水温が上昇し、3割近く漁獲量が減った。漁師も生計を立てるのが難しくなっているという。こうした中、一人の女性がCO2を吸収する働きがある昆布に着目し、養殖会社を立ち上げた。漁師と提携して、ロブスター漁のオフシーズンに昆布の養殖を行うことで、海中のCO2を年間約3万6000kg除去することに成功。漁師も安定した収入を確保できるようになった。サラダやスムージーなどにして商品化し、アメリカ全土で販売されている。
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