- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 マライ・メントライン 崔真淑 せらっきょ
3000人ほどの過疎の温泉村に数年ほど前からたくさんの外国人が移り住むように。その数、ことし1月時点で336人。村の人口の10分の1ほどにも相当する。多くが村の宿泊施設やレストランで働いている。10年ほど前、この村に移住したピーターさんは、後継者不足に悩む野沢温泉村の宿泊施設を投資目的で購入したことをきっかけに村に移住。今ではこの村がすっかり気に入り、経営する宿泊施設は14にまで増えた。ピーターさんが特に気に入ったのは90℃の温泉が湧き出す麻釜。昔から、地元の人たちに世間話をしながら卵や野菜を茹でる調理場として利用されてきた。ピーターさんは「この村では歴史や文化に触れることができる」と話した。最近では移住者たちが新たな名産を作る動きもある。赤じそジュースを入れたジンを生み出し、去年4月、アメリカで開かれたお酒のコンテストで金賞を受賞している。
オープニング映像。
ドイツ出身のマライ・メントライン。日本にはドイツから移り住んだ人が多く住んでいる地域があり、それが新横浜。東京横浜独逸学園というドイツ語で授業が受けられる学校があるためだという。
山口・岩国市の海に4人の女子学生たちの姿が。ここ岩国市はこの20年ほどの間で度々大型台風に見舞われてきた。その影響は海にも及び、海底に生えていた海藻が根こそぎなくなってしまった。その結果、海藻を棲み家とする魚介類もすっかり姿を消してしまった。魚がいなくなってしまったことは地元の水産業にも大きな打撃を与えた。漁師たちが相談したのが地元の高等専門学校。環境工学などが専門の杉本教授は学生たちと共に海の再生に取り組んできた。再生の鍵を握るのが鉄鋼スラグ。鉄鋼スラグとは製鉄所で鉄を作る際にできる副産物。鉄分や石灰などで構成されている。11年前から鉄鋼スラグを海底に投入。鉄鋼スラグには鉄が多く含まれているため鉄分などのミネラルが海中に溶け出し、海藻の成長を促すことができるという。海洋調査で鉄鋼スラグの効果がじゅうぶんに発揮されていることが分かった。
岩手・矢巾町。昔から農業が盛んなこの町にある異変が起きている。町を走る大型トラックが増えたというのだ。去年11月に巨大な物流施設がオープン。これまでに100社以上もの企業が内覧に訪れるほど注目を集めている。この物流施設を運営する会社を訪ねた。矢巾町に物流施設を建てたのには2024年問題が大きく関わっている。物流の中継地点をつくることでドライバーの残業時間を減らせると考えたという。
不動産芸人のせらっきょは今後高くなると見込まれる地域について「1か所、ここは絶対に上がるという場所がある。僕のもうけが少なくなるので(教えるのは)やめておきます」と答えた。
次回予告が流れた。
「これまでも、これからも」の映像。正確で信頼できるメディアが大事と告知した。