7月東京都区部消費支出物価指数について森田さんは「日銀の決定会合が来週あるため、消費が弱いという話は出ているものの、これが最後の重要指標との位置づけ」、「特殊要因があり、高校授業料の無償化があり押し下げられているので、そこを除くと2%台前半。6月は反転している。7月以降飯店の動きが鮮明になってくると2%と以上で物価が安定してくるとの判断にもつながってくる」などと話した。壁谷さんは米国個人消費支出物価指数に注目しており、「米国のインフレ動向を定点観測するという意味で注目したいと思う。足元の動きに関しては前回が物価総合コアともに伸び率は2.6%で、今回はさらにその伸びが鈍化してそれぞれ2.4%、2.5%の市場予想となっている。米国はいろんな物の値段が下がってきてる状況ですので、インフレ議論に関してケリがついてる印象だなと思う」などと述べた。