トランプ大統領は18日、記者団から自動車関税について具体的な税率を決めているかと問われ「4月2日に伝えることになるが25%になるだろう」と述べた。自動車を対象にした関税については14日、発動は4月2日ごろからになると述べていたが、対象となる国や関税率などは明らかにしていなかった。日本自動車工業会によると、日本からアメリカにはおととし1年間で148万台の自動車が輸出されている。実際に輸入車への関税が発動されすべての国が対象となれば、日本も打撃を受ける可能性がある。ウクライナの停戦を巡っても新たな発言があった。18日、アメリカはロシアとの間で高官協議を行い、新たに高官級の交渉チームを設けることで合意した。これについてトランプ大統領は「自信は深まった。ロシアは何かしたがっている」と述べた。一方、ロイター通信によると“今月中にプーチン大統領と会談するつもりかと問われ「おそらく」と答えた”ということだが、協議に参加した高官らは“首脳会談の日程は決まっていない”としている。