誹謗中傷で人生を狂わされた男SP。最初のテーマは「殺害予告100万件超え!炎上弁護士」。弁護士・唐澤貴洋さんは約13年前、2ちゃんねるで誹謗中傷に悩む高校生から依頼を受け事態を収拾するために動いた。当時、手続きを進めるなかで弁護士の情報を明かす必要があり、唐澤氏の個人情報がネット民へ筒抜けとなった。唐澤氏を標的に悪質な書き込みが相次ぎ、殺害予告へとエスカレート。実家の住所がネットに投稿されたり、自宅が特定された。親族のお墓まで落書きされたこともある。さらに弁護士事務所近くに「無能」、「詐欺師」などと記されたビラを張られ、事務所のドアにはボンドが注入されていた。事務所への嫌がらせは過激さを増し、郵便物のなかにはカッターナイフが入っていて、怪文書も同封されていた。物理的被害が起きると警察も出動し、逮捕者も出た。
悪質な書き込みをするネット民は増殖し、次は爆破予告犯に仕立て上げられたといい、警察にも目をつけられた。唐澤さんの名前を使った爆破予告の総数は200件以上にも及んだ。さらに同氏の名を語った爆破予告犯は海外にも出没したことで、アメリカ国土安全保障省が警戒。唐澤氏は今もアメリカに入国できない。それでも唐澤氏はネット被害を専門とする弁護士として、警察に自らの知識を解説してきた。殺害予告・爆破予告を行った10名以上が特定され、検挙へ繋がった。
悪質な書き込みをするネット民は増殖し、次は爆破予告犯に仕立て上げられたといい、警察にも目をつけられた。唐澤さんの名前を使った爆破予告の総数は200件以上にも及んだ。さらに同氏の名を語った爆破予告犯は海外にも出没したことで、アメリカ国土安全保障省が警戒。唐澤氏は今もアメリカに入国できない。それでも唐澤氏はネット被害を専門とする弁護士として、警察に自らの知識を解説してきた。殺害予告・爆破予告を行った10名以上が特定され、検挙へ繋がった。