石破総理大臣は来月20日に投開票となる見込みの参議院選挙について、自民・公明の与党で非改選と合わせて過半数が勝敗ラインになるとの考えを示した。政権の安定に向け、野党との連立を模索するかと問われると「1つのテーマに限った連立はありえない」として「あらゆる政策での合意が必要」と述べた。アメリカによるイランの核施設への攻撃については一定の理解を示したうえで「現時点で法的評価をすることは困難だ」と述べるにとどめた。また多くの石油タンカーが通過するホルムズ海峡が封鎖されれば「わが国のエネルギー安全保障に重大な影響を及ぼす」として、「対話の道が再開されることを強く要請をする」と強調した。