遺伝子を改変したブタの腎臓のヒトへの移植について、明治大学の長嶋比呂志教授は「国内での治験を準備している」と明らかにした。長嶋教授は「常時約1万4000人が腎臓移植を待っていて、臓器が不足している」と説明している。移植に使われるブタは拒絶反応を抑えるために10種類、ウイルス感染しないように59種類の遺伝子が改変されている。来年からアメリカで臨床試験を行い、今後日本国内のデータが必要と判断されれば2027年をめどに治験が開始されるという。アメリカではすでにブタの腎臓をヒトへ移植してから200日以上が経過している事例もあり、来年にも60人以上に移植する臨床試験が計画されている。
