かつて世界4位の大きさを誇り名前に海を冠した湖「アラル海」。旧ソビエト連邦時代の国策により急速に縮小。水は干上がり砂漠化の一途。柚原結女さんはウズベキスタンのカラカルパクスタン農業大学に留学し環境改善の研究をしている。研究の傍ら現地政府主導で行われるアラル海の植林プロジェクトに参加。使うのは中央アジアに自生するサクサウールという灌木。サクサウールを植えることで砂の移動を止めつつ失われた湖を森に変えていこうとしている。アラル海が干上がったことで残った塩は地面に悪影響を及ぼした。日本のNGOが植林技術を提供。植林プロジェクトには柚原さんや政府関係者だけでなく学生など地元の人も参加。