今大会、フェンシングでは金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得。フェンシング女子フルーレ団体は3位決定戦で1点を守り抜き、銅メダルを獲得した。メダル獲得は日本女子史上初。フェンシング男子フルーレ団体・決勝では今大会初出場の永野雄大が5連続でポイントを獲得。そのままの勢いで点を重ね、日本が勝利。フェンシング男子フルーレ団体史上初の金メダルを獲得した。オリンピックは平和の祭典と言われるが、平和を享受できていないウクライナがフェンシング女子サーブル団体で金メダルを獲得した。ウクライナのパリ五輪への参加選手は夏季五輪において過去最少の140人。ウクライナの選手はインタビューで「間違いなくウクライナにとって最悪な時代と言えるが、金メダルで何か少しでも喜びを届けられるのではと思う」とコメントした。卓球混合ダブルスでは中国(金メダル)、北朝鮮(銀メダル)、韓国(銅メダル)が表彰台に上った。北朝鮮は韓国を敵対国と位置づけており、非常に厳しい関係にある。しかし、表彰式では3カ国が揃って自撮りをした。スケートボード女子パークでは開心那が銀メダルを獲得。競技終了後、開心那はアリサ・トルー(金メダル)、スカイ・ブラウン(銅メダル)と抱き合い、喜びを分かち合った。一方、予選敗退となった四十住さくらは決勝に進めないかもしれない中、他の選手の失敗を祈りたくないと発言し、その精神が話題になった。