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「アルギロデルマ デラエティー」 のテレビ露出情報

滝藤さんが降り立ったのは南アフリカ共和国・ポートエリザベス。滝藤さんは珍奇植物マニアだという。自生している本来の姿を見ることで、植物から何か学べるのではないかというのが旅の目的である。まずは東ケープ州をまわる。東ケープの植物の生態を調べているデトレフさんおすすめの自生地へやってきた。ユーホルビア ゴルゴニスは大きな茎とウネウネと生える枝が特徴のマニア垂涎の一品。ハオルチア クーペリーは珍奇植物の代表格で、葉の先端に光が入り輝く。その後も東ケープ州の旅は続いた。
ナマクアランドを目指す道中、植物園に立ち寄ることに。この地域の植物愛好家アンドリューさんに連れられやってきたのはカーステンボッシュ国立植物園。ランプランタス アモエヌスの種鞘に水をかけると開いた。たくさん雨が降った時だけ種が出るそう。ペラルゴニウム キャピタータムの種子に水をかけると、回転させて地面に潜っていった。
ナマクアランドのスプリングボックに訪れた。宿のオーナーに話を聞いた。ナマクアランドは珍奇植物の宝庫で、3500種もの珍しい植物が自生している。中でもパキポディウム ナマクアナムは、争いによりナミビアから南アフリカ共和国に逃げてきた人が、故郷である北を向いた時に変えられてしまった植物だという言い伝えがある。
ナマクアランドの植物を知り尽くしているカレルさんが、特に植物の種類が多い場所へ案内してくれた。この場所の降水量は年間120ミリ程度。足元には緑と白のアルギロデルマというカラフルな植物が生えていた。他にも、いたる所にここにしかない固有種が自生している。ふと地面をみると盗掘のあとがみられた。カレルさんは実は警察官で、普段は盗掘対策の指揮をとっているそう。世界的な植物ブームが、自生地に深刻な問題をもたらしているという。
旅も終盤。訪れた村はナマ族が住んでいるという。街の宿で聞いたパキポディウム ナマクアナムの伝説を知るという先住民のアナさんに話を聞いた。アナさんによると、ナマ族は争いの末に国境の向こうから逃げてきたが、パキポディウム ナマクアナム(ハーフマン)とは故郷を振り向いてしまった人のこと。信じる心を持っておらず神様に咎められてしまった末路だそう。
パキポディウム ナマクアナム(ハーフマン)の自生地はナミビアとの国境の砂漠地帯。一行はハーフマンの自生地まで赴き見物した。ハーフマンは北を向いていた。カレルさんはハーフマンを尊敬していると話した。

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