ミラノコルティナ五輪で金メダルの期待がかかるのが、8年前の平昌五輪。高木菜那さんも出場し、初の金メダルに輝いたチームパシュートだ。登録メンバー4人のうち、3人でチームを組み、女子は1周400メートルのコースを6周。最後尾の選手がフィニッシュしたタイムで競う。過去2大会は、高木美帆、佐藤綾乃、そして菜那さんの3人が中心となり、世界と渡り合ってきた日本。今大会、菜那さんの代わりに期待されるのが、2人の新戦力。1人目は、スタミナが持ち味22歳、堀川桃香。初出場した北京オリンピックでは、高校3年生ながら、5000メートルで10位。去年6月、菜那さんが取材したオランダ合宿でも陸上トレーニングで、武器の持久力を徹底的に鍛えていた。ちなみに北海道出身の堀川の実家は酪農業を営んでいて、東京ドームおよそ43個分の敷地で牛880頭を飼育。試合では家族がおそろいの牛柄衣装と桃色の旗で応援。そして、もう1人の新星が、スピードが持ち味の21歳、野明花菜。両親ともにスピードスケートでオリンピックに出場しているスケート一家だ。立教大学スケート部に所属し今シーズン、パシュートメンバーに加わると、いきなりワールドカップで優勝。一躍、金メダル奪還のキーパーソンとなった。
