慎吾ママとイギリスのヴィクトリア女王が対談。在位当時、イギリスは産業革命をきっかけに黄金期を迎えていた。世界で初めて万国博覧会が開催されたり、地下鉄が開業するなどしていた。アフリカのビクトリア湖、香港のビクトリアハーバーなど、女王の名前がついた場所はいくつもある。実は王位継承候補は他にいて、女王にならないと思われていたが、18歳の若さで就任。夫に先立たれた後、喪服を着用し、在位50周年記念式典でも喪服を着ていた。
ヴィクトリア女王は過保護の母親に悩まされていたが、女王就任後、首相だったメルバーンに政治的、精神的に支えられた。21歳のとき、同い年のアルバートと結婚。見た目も然ることながら、知性、教養も備えていたといい、女王のほうからプロポーズしたという。夫妻は子宝に恵まれ、アルバートの母国、ドイツの風習であったクリスマスツリーを取り入れたことで国中に普及。アルバートが42歳で亡くなると、女王は人前に出ず、別荘で暮らすようになった。馬の世話役に好意を持っていたのか、女王が地位を引き上げたところ、息子のエドワード7世は諌めたという。