秋の蚊の特徴その1「とにかく多い」。猛暑日が続いた8月には、木陰や草むらに隠れて夏バテしないようにじっとしていたという。ことしは少雨傾向にあったため産卵場所になる水たまりが蒸発し、孵化・成長できず卵のまま猛暑をしのいで待っていたという。30℃以下の日が増えた9月。秋雨などで水たまりが増えて、8月にう化しなかった卵と9月に産卵された卵が一斉に成虫になり活発に活動開始。
秋の蚊の特徴その2「しつこい」。秋から増える蚊は主に2種類。外にいるヒトスジシマカ(ヤブカ類)。こちらは昼間に活動するタイプでやぶや草むらなどに生息している。成虫で冬を越せない(子孫を卵で残すためにより積極的に人をおいかけて吸血を行う)。もうひとつは家の中にいるアカイエカ。夜間に活動し屋内で人の血を吸う。こちらは成虫で冬を越せる。うす暗くて一定の温度にある場所で越冬。屋外では下水溝や家屋の床下など、屋内では玄関の下駄箱など。害虫防除技術研究所の白井良和氏は「人を執拗に追いかける兆候も、10月下旬まで注意が必要」などコメント。
蚊は生まれた場所から半径100mほどしか移動しないという。10ccの水があれば蚊は50個の卵を産むことができる。卵を産み付けられないような環境を作ることが重要だそう。家庭での要注意場所は植木鉢の皿、廃棄タイヤの中、バケツの裏のくぼみなど。庭での注意場所は自転車のカバー、排水溝など。またペットボトルのフタ、捨てられたコンビニの袋でも卵を産むことができるという。
蚊が好きなものは二酸化炭素、汗、高体温、足のニオイなど。蚊のセンサーに最も引っかかりやすいのは二酸化炭素だという(10m離れていてもわかる)。1mのところまで近づくとにおいを探知。40cmまで近くに行くと体温を感じる。街の人からの「子どもの方が刺されやすいのか?」という質問について害虫防除技術研究・白井氏は「子どもの方が刺されやすい傾向だが子どもの血を好むとかではない。子どもは背が低いためターゲットになりやすい。あとは沢山動き汗をかく、呼吸が多くなり二酸化炭素排出が多めのため」とコメント。「体の部位で刺されやすいのは?」との質問に白井氏は「とくに膝の裏や足の甲など足は狙われやすい」とコメント。ココメディカルクリニックの泉さくら氏は「関節部分は血流がよく体温が上がりやすいので刺されやすい」などコメント。続いて「蚊の針は服の上から貫通するのか」との質問について白井氏は「蚊の針は約2ミリ、薄手のジーンズなど貫通する場合も」と回答。対策としてはゆったりとした服装を着ることや、服の上から虫除けスプレーをかけるのも効果的だという。刺されない対策について白井氏は「蚊は風に弱い、服装は黒などくらい色によってくる修正を逆手に取ること」とコメント。
プロが実践している蚊除けのワザ。皮膚科の泉氏は「香りが強い整髪料や柔軟剤は蚊を寄せ付けるため避ける」としている。白井氏は「玄関ではフェイント。まず鍵を開け、数歩下がり、ダッシュで家の中に入る」とコメント。
秋の蚊の特徴その2「しつこい」。秋から増える蚊は主に2種類。外にいるヒトスジシマカ(ヤブカ類)。こちらは昼間に活動するタイプでやぶや草むらなどに生息している。成虫で冬を越せない(子孫を卵で残すためにより積極的に人をおいかけて吸血を行う)。もうひとつは家の中にいるアカイエカ。夜間に活動し屋内で人の血を吸う。こちらは成虫で冬を越せる。うす暗くて一定の温度にある場所で越冬。屋外では下水溝や家屋の床下など、屋内では玄関の下駄箱など。害虫防除技術研究所の白井良和氏は「人を執拗に追いかける兆候も、10月下旬まで注意が必要」などコメント。
蚊は生まれた場所から半径100mほどしか移動しないという。10ccの水があれば蚊は50個の卵を産むことができる。卵を産み付けられないような環境を作ることが重要だそう。家庭での要注意場所は植木鉢の皿、廃棄タイヤの中、バケツの裏のくぼみなど。庭での注意場所は自転車のカバー、排水溝など。またペットボトルのフタ、捨てられたコンビニの袋でも卵を産むことができるという。
蚊が好きなものは二酸化炭素、汗、高体温、足のニオイなど。蚊のセンサーに最も引っかかりやすいのは二酸化炭素だという(10m離れていてもわかる)。1mのところまで近づくとにおいを探知。40cmまで近くに行くと体温を感じる。街の人からの「子どもの方が刺されやすいのか?」という質問について害虫防除技術研究・白井氏は「子どもの方が刺されやすい傾向だが子どもの血を好むとかではない。子どもは背が低いためターゲットになりやすい。あとは沢山動き汗をかく、呼吸が多くなり二酸化炭素排出が多めのため」とコメント。「体の部位で刺されやすいのは?」との質問に白井氏は「とくに膝の裏や足の甲など足は狙われやすい」とコメント。ココメディカルクリニックの泉さくら氏は「関節部分は血流がよく体温が上がりやすいので刺されやすい」などコメント。続いて「蚊の針は服の上から貫通するのか」との質問について白井氏は「蚊の針は約2ミリ、薄手のジーンズなど貫通する場合も」と回答。対策としてはゆったりとした服装を着ることや、服の上から虫除けスプレーをかけるのも効果的だという。刺されない対策について白井氏は「蚊は風に弱い、服装は黒などくらい色によってくる修正を逆手に取ること」とコメント。
プロが実践している蚊除けのワザ。皮膚科の泉氏は「香りが強い整髪料や柔軟剤は蚊を寄せ付けるため避ける」としている。白井氏は「玄関ではフェイント。まず鍵を開け、数歩下がり、ダッシュで家の中に入る」とコメント。