中東シリアで議会選挙が行われた。親子2代に渡って半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が去年12月に崩壊して以降、初めての選挙。反政府勢力の指導者だったシャラア暫定大統領が進める新たな国づくりにとって重要な選挙だが、選挙の方法をめぐり反発も出ている。委員会から指名された6000人の選挙人が議員の3分の2を選出し、3分の1は暫定大統領が決める。クルド人地域では選挙は行われなかった。シャラー暫定大統領は「われわれはこの選挙に不備があることを知っているが、暫定的な立場にある。クルド人部隊がが支配するシリア北東部は選挙から除外されている。」と述べた。すべてはアサド政権のときと同じことの繰り返し。中央集権主義でひとりの男が権力を握っている。アレッポの候補者は「必要なのは政治的な多数決主義。すべての民族が同じ条件で参加できるようにしなければならない。」と述べた。次の数ヶ月で、新しく選出された人々が暫定大統領に対しいかに民主的に批判ができるかが、試されることになる。(ドイツZDF)
