2016年に発生した熊本地震から今月で10年が経った。2度の震度7の揺れに襲われた熊本県益城町を、北川彩が訪れた。復興を応援するため建てられた「ONE PIECE」のルフィ像の前で出会ったのは熊本県民テレビの川又優アナウンサー。益城町では1万棟を超える住宅や建物が全壊や半壊などの被害を受け、災害関連死を含め45人が亡くなった。県は“創造的復興”というテーマを掲げて復興に取り組んだ。単に町の姿を元に戻すだけでなく、よりよい町づくりと地域の発展を目指す取り組み。道路の車線を増やし、日常的な渋滞解消につながった。益城町の復興の象徴は「ONE PIECE」像、料理人のサンジ。益城町は地震で給食センターが被災している。サンジのように復興を“食”で支える人々を取材した。岡本商店は地震で店が全壊したが、5か月後に仮設店舗で営業を再開。復興への願いを込めて作った益城プリンは1日300個売り上げ、被災した人たちを勇気づけた。岡本商店・矢野好治が「震災を経験したことがない人たちもプリンを食べて熊本地震を語ってくれたらいいなと」などとコメントした。被災当時から人々の胃袋を支えてきた食堂を取材。30年ほど前から食堂を切り盛りする、きやま食堂・岩崎すえみ。地元の住民や復興のボランティアのため、利益は最小限で食事を提供し続けている。日替わりランチ「馬すじの煮込み」をいただく。岩崎が「喜んで食べてくれたらまた作ろうと思う」などとコメントした。
