TVでた蔵トップ>> キーワード

「アンセルモ氏の肖像」 のテレビ露出情報

イタリア・ヴェネツィアは太陽と水の都で、絹谷幸二は28歳の時に妻をつれてこの街に留学した。美術学校で没頭したのはヨーロッパ最古と呼ばれる絵画技法のフレスコ画。壁に漆喰を塗ってそれが乾かないうちに絵の具をのせて描く技法で、乾くと表面が結晶化し、1000年以上経過しても色褪せない。2年半必死に勉強して、帰国した時にたずさえていた一枚のフレスコ画作品がアンセルモ氏の肖像だった。ヴェネツィアンレッドの独特な赤みを背景に、人物はカラフルな色。イタリアの太陽のもと、強烈な色彩感覚を身に着けていた。かろうじて人の姿を保っているものの、今まさに崩壊していく途中のようにみえ、複雑な心の内を形に。アンセルモ氏は、ヴェネツィアで知り合った気鋭の画家のことで、人間関係に悩み、精神のバランスを崩して行方不明に。よく見ると口からは勢いよく色差が飛び出し漫画の吹き出しのような文字が描かれる。仏教芸術には空也上人立像のように念仏の文字を可視化する作品が。そんな古の表現を取り込んで、独自の芸術を編み出した。それまでの日本の絵画にはない様々な表現が評価された絹谷は画壇の芥川賞と呼ばれた安井賞を、史上最年少で受賞した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年7月18日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
絹谷幸二の作品のエリアはメインの企画展示室に。色彩が溢れんばかりの空間に。オープン・ザ・ボックス・オブ・パンドラはトーテムポールのような強いオーラを放つ立体作品も。喝破という作品は大爆発を背景に大威徳明王が悪を成敗している。絹谷の名を一躍知らしめたのは1973年に制作されたアンセルモ氏の肖像。人の姿を描いているが、内側から弾けとんだような色と形のかたまり。こ[…続きを読む]

2025年12月17日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン蔵出しセレクション
今年8月82歳で亡くなった画家の絹谷幸二さん。1998年長野オリンピックの公式ポスターの原画も手がけた。鮮やかな色彩で富士山や太陽をエネルギッシュに描いた。絹谷幸二さんは昭和18年奈良県生まれ。生家は文化人が集うことで知られた料亭だった。絹谷さんが幼い頃に両親が離婚、姉夫婦に育てられた。東京藝術大学の絵画科(油画専攻)に進学し油絵を学んだ絹谷さんはやがてフレ[…続きを読む]

2025年12月6日放送 5:40 - 5:50 NHK総合
NHK映像ファイル あの人に会いたい(NHK映像ファイル あの人に会いたい)
画家・絹谷幸二は2025年に82歳で亡くなった。絹谷はフレスコ画の手法を用いた独自の画風で知られている。絹谷は「日月万丈富獄」では太陽などをエネルギッシュに描き、長野オリンピックの公式ポスター原画も手掛けた。絹谷は幼少期に両親が離婚し、姉夫婦に育てられ、小学生時代には窓から見える風景として東大寺の南大門を描いていた。1962年に東京藝術大学の絵画科に進学した[…続きを読む]

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.