グーグルが新たな技術やサービスを発表する年に一度の開発者会議が19日、アメリカのシリコンバレーで開幕した。AIの開発競争が激しくなる中で、グーグルが打ち出したのは人間に代わって様々な作業を行う「エージェントAI」。IOと呼ばれるこの会議では、いまグーグルが最も力を入れている技術やサービスが発表されるとあって、世界中から技術者やエンジニアたちが集まっている。少し前に舞台上でピチャイCEOが登壇し、AIを中心とした戦略を発表した。今回、グーグルは様々なサービスを発表した。グーグルのAI「Gemini」の最新版「3.5Flash」。スピードを重視したモデルで、他の先端AIモデルと比較して1秒あたりの処理が4倍の速さを誇るとしている。これらを使って実現したのがAIエージェント機能「ジェミニ・スパーク」。たくさんの受診メールの中身を分析してスケジュールや返信期限の注意喚起を行ったり、毎月のクレジットカードの明細の内容から新しい購買行動などを助言できるという。これまでのAIと違うのは単に質問に答えるだけでなく、決済やメール送信など実際の作業を行う点。スマホやパソコンを使っていない間もAIがクラウド上で24時間動き続け、メール分析や注意喚起などを続けてくれるという。今後、スパークと連携するアプリを増やすなどして機能を拡充するとしている。今回グーグルは様々な作業を汎用的に行うジェミニ・スパークを発表したが、アンソロピックは人間に代わってプログラミングを行う機能をすでに提供している。
