ベートーヴェンが活躍した時代に音楽は大衆の娯楽へとなっていった。ベートーヴェンは、今では当たり前の著作権のようなシステムを作った。モーツァルトの時代までは、音楽家は貴族に雇われていた。ベートーヴェンは自分の気持を音楽にした第一人者で、初めてのフリーランス音楽家となった。1800年代中盤に活躍したショパンは、詩を書くように美しい旋律を奏でることからピアノの詩人と呼ばれている。代表曲が、別れの曲。別れの曲の正式名称は、練習曲第3番。フランス人の父とポーランド人の母の間に生まれ、両国で作曲活動をしていた。そのため、国によって解釈に違いがあるという。ドビュッシーは音楽で情景描写した第一人者。