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「アンダードッグ効果」 のテレビ露出情報

きのう、兵庫県知事選挙が行われた。前知事・斎藤候補が2位・稲村候補に13万7000票差をつけて返り咲いた。投票率は前回から14.55ポイント増え55.65%。期日前投票は過去最多の20.96%。関西テレビの出口調査によると、10代~60代までは斎藤候補の支持が多く、10代・20代・30代は圧倒的な支持を得ている。兵庫県議・丸尾まき氏は「選挙結果は民意であり受け止めなければならない。最重要の争点が文書問題だと思ったが、9.6%の人しか重視していなかったことがある。事実と異なる意見が飛び交っていたのが大きく影響したと思う」、橋下氏は「地上波全体の番組を見ると圧倒的に斎藤氏批判の情報の方が多かった。そこをSNSが補っていた。事実かどうか色んな意見があるにせよ、地上波で報道していなかった部分を有権者が受けて判断したことで非常に重い結果だと思う。一方で権力者としての問題点は多々あると思っている」等とコメント。斎藤元彦候補の再選の理由を行政書士・選挙プランナー・戸川大冊氏に聞いた。対抗馬が多く、稲村候補へ行くはずの票が分散した。1人で挨拶まわりをする姿などが斎藤候補の「パワハラ」のイメージを払拭した。先月12日の兵庫・加古川市での映像を紹介。人は立ち止まっているが、まばらな様子が分かる。劣勢や不利な立場の人に同情・応援してしまう「アンダードッグ効果」が働いたとみられる。選挙戦最終日の映像を紹介。数千の群衆が集まっている。選挙戦の中盤~終盤は斎藤候補の支持が広がったことで、自分も勝ち馬に乗りたくなる「バンドワゴン効果」が生まれたとみられる。SNS用の写真に有権者の姿や顔を多く写すことで「応援してもいいんだ」という安心感を与えた。斎藤候補の公式の陣営は中高時代の同級生・知人・以前からの支援者など30〜40人。ボランティアは自主的に集まっており、約2900人はグループLINEでつながっていた。そのうち約400人がデジタルボランディアとして斎藤候補の演説などの映像を自身のSNSでアップし拡散。今後、斎藤候補はどうしていくのか。きょう百条委員会が行われる。

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