イギリスの与党・労働党のアンディ・バーナム党首が20日、首相に就任した。支持率低迷で辞任に追い込まれたスターマー氏の後任として、いかにして安定した政権運営を図るのかが大きな課題。イギリスでは近年、短命政権が続いていて、バーナム氏は2016年以降の約10年で7人目の首相となる。バーナム首相は新政権の基本戦略となる「10カ年計画」を年内に策定し、住宅関連の他、福祉や教育改革などに取り組む考えだが、金利が高止まりの状況にあることから財政規律も求められる。今回、新政権の財務相に、スターマー政権で国防相を務めたジョン・ヒーリー氏が任命された。ヒーリー氏は「防衛関連支出が少ない」として前政権で国防相を辞任した経緯があることから、マーケットでは今後の財政規律を不安視する見方もある。
