ASEAN(東南アジア諸国連合)と日本・米国・中国などの首脳らが地域の安全保障などについて話し合うEAS(東アジアサミット)がラオスで開かれた。会では米国と中国の対立が改めて浮き彫りとなった。EASにはASEAN各国首脳、石破首相、中国・李強首相、米国・ブリンケン国務長官、ロシア・ラブロフ外相ら18か国の代表が参加。南シナ海の問題やロシアによるウクライナ侵攻などについて議論が交わされた。議長国ラオスは成果文書を取りまとめる予定だが様々な問題をめぐり各国の溝が埋まらなかったため首脳声明のとりまとめは見送られこの後ラオスが議長としての声明を発表する見通し。