フランス・パリのイダルゴ市長は6日、パリ五輪開催にあわせてエッフェル塔に掲げられた五輪のマークを「2028年まで残す」と発言。エッフェル塔の設計者の子孫らが反対するなど波紋が広がっている。イダルゴ市長はロサンゼルス五輪が開かれる4年後まで残す方針を示すとともに、「それ以降も残るかもしれない」と発言。「決定権は自分にあり、IOC・国際オリンピック委員会の同意を得ている」と述べた。エッフェル塔の設計者、ギュスターブ・エッフェル氏の子孫であるサバンさんは「2つのシンボルを混ぜる理由がない。エッフェル塔はそれ単体で完成されている」など話した。