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「アンネの日記」 のテレビ露出情報

ジャーナリスト・増田ユリヤがウィスコンシン大学トランプ支持学生団体を取材した。ミネソタ州出身の学生らを激戦州のウィスコンシン州で有権者登録をするよう募る動きが出てきた。ペンシルベニア州は選挙人の数が19人と激戦7州で最多。ラストベルト(さびついた工業地帯)のひとつ。2016年に共和党・トランプ氏が勝利、2020年に民主党・バイデン氏が勝利。リアルクリアポリティクスによると12日時点のペンシルベニア州の支持率はハリス副大統領が48.1%、トランプ氏が48.2%。ジャーナリスト・増田ユリヤがペンシルベニア州にあるセントラルヨーク高校を取材。学生数は約1800人。2007年から「多様性」の教育に力を入れる。およそ40%が白人以外のマイノリティ。都市部などから引っ越してくる家族も。この学校で問題になっているのがブックバン=禁書。教育委員会などが「好ましくない」書籍を禁止。学校の図書館などから撤去する動きがある。主な禁書の内容:テーマ、主要な登場人物がLGBTQ。主要な登場人物が有色人種。性的な内容を含む。人種問題に関連。権利や社会活動に関連。名作も禁書の標的に(ノーベル文学賞作家・トニモリスン氏「青い眼が欲しい」、キング牧師を描いた児童書、絵本版「アンネの日記」)。禁書の背景には保守派の伝統的なキリスト教的価値観があり、性的マイノリティーなどに否定的。子どもにも教えるべきでないという考え方。最終的に学校がある学区の教育委員会が学校の禁書を判断。教育委員は選挙で選ばれる。
ジャーナリスト・増田ユリヤがペンシルベニア州にあるセントラルヨーク高校を取材。ベンホッジ先生、パトリシアジャクソン先生によると教育委員会で禁書に賛成していたのは6〜8人の白人女性たち。「白人至上主義」を信じている人たちが多かった。教育委員会は黒人女性のジャクソン先生を「レッドフラッグリスト」に載せて雇い止めにしようとする動きも。白人警官によって黒人の男性が死亡した事件は白人ではない生徒に衝撃。この問題を理解するため読書や人種差別問題について話し合い、その延長で禁書について抗議活動をするに至った。ホッジ先生の教室では全米各所の禁書を読むことができる。
「教育とジェンダー」は、大統領選の重要な争点。民主党・ハリス副大統領は、7月に米国教師連盟の全国大会に出席し、禁書の動きを批判した。共和党は「過激なジェンダー思想」を子どもに押し付ける学校に、政府からの「資金拠出を削減する」と党綱領に明記した。トランプ前大統領は8月、保守政治団体の会合で「子どもが学校に行き、数日後に性転換手術を受けて帰ってくる」と、根拠のない発言を繰り返した。BLM(ブラックライブズマター)運動とは、黒人に対する不当な暴力など、人種差別の撤廃を訴える運動のこと。2020年5月、白人警官が黒人男性を死亡させた。それ以降、全米的なデモや暴動に発展した。「人種差別と闘ってきた」という本を禁書にすることによって、なかったことにするという動きが広がっている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月21日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル混迷の世紀 第14回 パラレル・アメリカ~銃撃事件の衝撃 分断のゆくえは~
トランプ氏が大統領に選ばれてから8年、熱狂的な支持者と反トランプ派が対立し分断を深めてきた。大手プラットフォームは対立を煽る過激な投稿への取り締まりを強化し、トランプ支持者による連邦議会への乱入事件後はトランプ派らのアカウントを凍結した。これにトランプ支持者は反発して独自のSNSを開設し、もう一つの言論空間を拡大させていった。社会の分断は独自の経済圏を築く動[…続きを読む]

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