パリオリンピックの体操男子種目別・鉄棒の決勝に、団体・個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助が登場した。E難度の離れ技・コールマンを決めると、最後着地も止めて、ガッツポーズを見せた。スコア14.533をマークし、この時点で暫定1位となった。コロンビアのバラハスに得点で並ばれるが、演技の出来栄えを示すEスコアで上回り、1位をキープした。中国のエース・張博恒は、完璧な演技を見せるも、着地を失敗した。岡慎之助は、1972年・ミュンヘンオリンピックの加藤澤男以来となる1大会で3つ目の金メダルを獲得した。岡は、ミスなくやりきれたことが金メダルにつながったと思うなどと話した。1時間半前に行われた平行棒決勝では、E難度のバブサーを決め、着地も止めて、ミスなくやりきった。岡は、銅メダルを獲得した。今大会で獲得したメダルは、金メダル3つと銅メダル1つとなった。40年ぶりの偉業達成となった。岡は、常に勝ち続けられるような選手になりたいなどと話した。