忍耐力とパリ首都圏の住民の気性とは両立するのか。パリの交通事情が様変わりする。すでに、パリオリンピックのための規制で至る所で橋が閉鎖されたりしている。さらに、市内では5800か所で工事が進行中。パリ市内の主な広場のうちの一つは、オリンピックのために完全に閉鎖している。自転車で実際にパリ市内を通行したところ、コンコルド広場に行けないことがわかった。バカンス中の米国観光客も途方に暮れているという。数十メートル迂回してやっとたどり着いた。そこにいたスペイン人観光客は、観光地のオベリスクに近づけなかったという。フランス・パリのトロカデロ広場、アンヴァリッドの周辺の通りはすでに一部が閉鎖されている。数週間以内には、一部の橋で車の通行が全面禁止になる。大気汚染が減り、交通規制を喜んでいる人もいる一方で、工事により売り上げが減少になったとする人もいる。