生きたままの活イカ漁で知られる函館市で、それに従事する漁業者14人にアンケート調査した結果、平均年齢は67歳で、不安定な収入などを理由に、ほぼ全員が後継者がいないと回答したことが分かった。函館市の漁業協同組合では、小型イカ釣り漁船が取る「活イカ」や「いけすイカ」が高値で取り引きされ、観光資源となっている。しかし、1970年代のピーク時に50人以上いた漁業者は現在は14人。NHKは14人の船長にアンケート。漁業者の平均年齢は67歳。最高齢が76歳で、最も若い人でも48歳。後継者の有無を聞くと、1人を除く13人が「いない」と回答し、その理由として10人が「収入の不安定さ」を挙げた。さらに、この先、イカ漁をどのくらい続けられるかと聞くと、「5年以内」が4人、「10年以内」が5人に上った。活イカの漁業者の厳しい現状が浮き彫りになった。
