オランダから来たバイヤーの予算は「ライバルがたくさんいるから内緒」などと話した。いよいよオークションが開催今回、特別にカメラ取材が許可された。10カ国以上150人以上のバイヤーが集まり、緊張が高まる。花道を運ばれてくる錦鯉をみて、バイヤーたちは品定めしている。手や指の動きで購入する意思を示す。錦鯉は数十万から数百万円の間で次々と競り落とされていく。お目当ての錦鯉を手に入れたイギリス人男性は「茂さんは自分たちにとってメジャーリーグの選手と同じような存在である」と話した。また中国からきたバイヤーは4匹を1000万円で購入したという。そして茂さんイチオシの3歳の「紅白」が登場した際には開始価格は100万円だったが、最終的に日本人バイヤーが1100万円で競り落とした。この日は120匹の錦鯉が競り落とされた。