イタリア出身のタクシードライバー・ベリーニマッシモさん。猛暑日を記録したこの日、手にしたのはホットコーヒー。増加する外国人タクシードライバー、どう稼いでいるか迫る。この日マッシモさんが向かったのは東京・浅草。外国人観光客の人気スポットを攻めるのが高収入への道。浅草から乗ってきた米国人家族。東京駅へ行きたい。5か国語を操るマッシモさん(日本語、英語、イタリア語、スペイン語、フランス語)。様々な外国人観光客に対応できるのが強み。創業して74年の日の丸交通。7年前から人手不足と高齢化を解消するため外国人を積極的に受け入れてきた。ガーナ、フランスなど30の国と地域、137人が働いている。18年前日本語を勉強するため来日したマッシモさん。英会話教室で働いていたがコロナ禍でピンチに。3年前からタクシードライバーを始めた。羽田空港で乗ってきた女性は赤坂まで行きたい。透明ケースに入っているティアラ。女性は去年のミセスユニバースジャパン優勝者。現在はプロのフラダンサーとして活動。東京で働くタクシードライバーの1日の平均売上は約6万円(出典:東京ハイヤータクシー協会)。