インド西部でエア・インディアの旅客機が墜落した事故について、航空当局が調査報告書を提出し、機械やメンテナンスに問題はなかったとした。これに対し、早急に結論づけるべきではないと警告するエア・インディアのウィルソンCEOは、社内向けメモで墜落した旅客機は、必要なメンテナンス全てを受けていたと述べた。初期段階の報告書は、離陸直後に2機のエンジンの燃料供給を制御するスイッチが切れ、水力が失われたと指摘した。ウィルソンCEOは報告書について、事故原因を特定するものではなく調査はまだ終わりにはほど遠いと強調した。しかし報告書には、どのようにスイッチが動いたなどは説明してておらず、インドの航空当局はエア・インディアに対し、スイッチのロック機能をチェックするよう命じたとみられる。