ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく3年。アメリカのトランプ大統領の就任で停戦への機運が高まっている。ロシア国民は今、戦況をどう見ているのか。番組はモスクワ在住の住民に聞いた。「多くの国民が停戦を望んでいます」と語るのはモスクワ在住の弁護士・カルマノフ氏。多くのロシア国民は人々の命が奪われる悲惨な状況を嘆き、「一刻も早い停戦を望んでいる」という。ロシア軍は4日、ウクライナ北東部をミサイルで攻撃。地元当局によると、少なくとも5人が死亡、50人以上が重軽傷を負った。一方、ウクライナ軍は3日、ロシア南部をドローン数十機で攻撃。ロシア当局によると主要な製油所で火災が発生した。ロシア軍はウクライナ4州の掌握を目指して攻撃を続ける一方、ウクライナ側はロシアのクルスク州への越境攻撃を続けている。両国の争いが泥沼化する中、その仲介役として存在感を示してきたのがアメリカのトランプ大統領。