新村直弘の「原油価格低迷 景気底打ちで反発へ」をテーマに解説。米国経済指標の悪化をきっかけにして原油価格水準を切り下げてきたとして、結局原油の価格はあくまで景況感で決まるなどと説明。どうしても米国の消費は価格動向に影響を受けるので多分その価格がガソリン下がっていく方向性であれば多分刺激はされるので底堅くはなるだろうが、価格の下落と出荷が落ちるということが同時に起きるのであればやっぱり元々の見通しより年後半にかけて景気減速するということになるのではないかなどとトーク。中東情勢の原油価格への影響について質問され、どういう選択をイランがするかというところにどうしてもなってくると思うなどと答えた。10月のOPECプラスについては予想通りであれば10月から景気は底入れをして回復していくという前提で考えているとし、想定通り年末に景気が底入れをして米国が利下げをしてうまくいくのであれば増産してくるという話になると思う。景気が悪くなるという話になればそのまま生産量を増やさない、むしろまた減らすという選択肢も出てくる可能性はあると原油価格低迷について話をした。