今年に入ってイラン国内では反政府デモが起き、死者が3000人以上(イラン国営テレビ発表)と日本でもニュースになっていた。それが収束したと思いきや突然アメリカとイスラエルがイランを攻撃し、最高指導者のハメネイ師を殺害した。イランは核開発をやめないことで経済制裁を受けており、物価高や通貨安で経済状況が悪化していた。政府に不満を持つ人々が多くいたため、イラン全土で政権批判へと発展していった。イランには警察や政府軍とは別に「革命防衛隊」という武力組織があり、反政府運動を行った人々に容赦なく発砲し数千人の国民が死亡したとされている。革命防衛隊は最高指導者の指揮下にあり、政府軍が政権に反発しないように見張っている。アメリカは攻撃する前に、イランと核の放棄に関する核協議を行っていた。交渉を仲裁していたのはオマーンで、「合意は近い」との積極的な声も上がっていた。しかしアメリカはそもそも核協議よりも前に、攻撃を決めていたとも言われている。
