イランの内部にも協議の障害があるのではないかについて、中東調査会 研究主幹の斎藤正道が解説。交渉の中心になっているのはペゼシュキアン大統領、アラグチ外相など政権側だが、イランで様々な決定を行っているのは革命防衛隊。架け橋的な存在がイラン議会のガリバフ議長。軍や治安関係、政治に深く関わってきた人物。元は革命防衛隊の空軍司令官で、その後、警察長官を務めた。テヘラン市長を長年務めた後、2020年から国会議長。2月28日にイスラエルの爆撃で亡くなったハメネイ前最高指導者とも非常に近い存在で、色々なところに顔が利く。
イラン側はレバノンでの停戦も合意条件に含めているが、イスラエル側は停戦するどころかレバノンへの攻撃を激化させている。このままいくと、アメリカとの和平交渉に影響が出ると思われる。イスラエルが攻撃しているヒズボラは、イランが1980年代から育て上げてきた民兵組織で弟分のような存在。中東地域における威信の点からもイランは無視できない。イスラエル側はイランとアメリカの和平交渉を妨害する目的もあってレバノンでの攻撃を激化させているのではないか。
イラン側はレバノンでの停戦も合意条件に含めているが、イスラエル側は停戦するどころかレバノンへの攻撃を激化させている。このままいくと、アメリカとの和平交渉に影響が出ると思われる。イスラエルが攻撃しているヒズボラは、イランが1980年代から育て上げてきた民兵組織で弟分のような存在。中東地域における威信の点からもイランは無視できない。イスラエル側はイランとアメリカの和平交渉を妨害する目的もあってレバノンでの攻撃を激化させているのではないか。
