ウクライナ国内の地雷除去を支援する国際会議は去年10月に欧米など、およそ35か国が参加して、クロアチアで初めて開かれ、ことしはスイスで開催される予定。来秋は日本で開催する方向とされ、各国の閣僚級の関係者や専門家が地雷対策について意見を交わす見通し。カンボジアなどで地雷除去に携わった経験がある日本としては、知識や技術の共有を図るとともに、地雷探知機の開発などにあたった日本企業の現地への進出も後押ししたい考え。岸田総理大臣はイタリアで開かれるG7サミットで、こうしたウクライナ支援の取り組みを表明することにしている。