500円の1日乗車券を使って、街の人のおすすめスポットを巡る路線バスの旅。横山裕、美 少年・那須雄登、草刈民代が絶品グルメや話題のスポットを大調査する。舞台は都心から約1時間半の距離にある埼玉・所沢。利用するのはコミュニティバス「ところバス」。まずは所沢名物のうどんを求め、西所沢駅入口のバス停から徒歩4分にある手打ちうどんの名店「地蔵山」を訪れた。一番人気のメニューが「肉汁うどん」で、コシの強い麺と豚バラなどが入った醤油ベースの出汁に付けて食べる一品。うどんは毎日生地から店で造り、全てを手作業で行っている。麺には全粒粉が混ざっていて、小麦の風味をより感じることができる。所沢市はかつて稲作が難しい土地で、小麦の生産が江戸時代から盛んだったことから昔からうどん文化が根付いた。この他埼玉の郷土料理である冷汁のすったてを付け汁にしたうどんもある。また所沢には稲作が難しいながらもお米を美味しく食べる工夫として焼き団子の文化も発展した。