カナダのコンビニ大手から買収提案を受けているセブン&アイホールディングスは投資家向けの説明会を開き、経営資源を主力のコンビニ事業に集中させ2030年度にグループ全体の売り上げを現在の1.7倍にあたる30兆円以上に拡大させる目標を明らかにした。井阪隆一社長がグループの成長戦略について説明した。イトーヨーカ堂などコンビニ以外の事業を分離して経営資源を主力のコンビニ事業に集中させる方針を改めて示した。カナダのコンビニ大手・アリマンタシォンクシュタールから7兆円規模の買収提案を受けたことが明らかになっているがこれについては言及しなかった。