現代の恐竜とも言われる世界最大級のトカゲ「コモドドラゴン」がきょう名古屋へ。来月から日本で唯一の展示が実現する予定だ。全長最大3m超え。世界最大級のトカゲ「コモドドラゴン」。野生では3000頭しかいない絶滅危惧種。きょう東山動植物園にやってきたのは体長2.7m、重さ80kgのタロウ。今月動物園がSNSにタロウの画像をアップするとわずか10日間で閲覧数は89万回に。そんなタロウの貴重映像をニュース。シンガポールで撮影された映像では飼育員がエサを投げ入れると一目散に駆け寄りがぶり。イノシシやシカなど大型哺乳類も食べるという肉食のコモドドラゴンだが、シンガポール動物園では1回のエサは1.5kgほどで餌やりは週2回と少なめだった。現在日本では飼育されていないコモドドラゴン。名古屋の東山動植物園で展示が実現すれば日本で唯一となる。タロウがシンガポール動物園を旅立つときの映像が流れた。飼育員が差し出したエサにかぶりつき自らゆっくりと輸送用の木箱の中へ。その後動物園のトラックで空港に移動し、タロウを乗せた貨物機はきのう午後に成田空港に到着。そしてきょう無事に東山動植物園に」やってきた。来月から展示予定のタロウを一足早く生で見たという河村たかし市長は「『ハウアーユー』『アイラブユー』って英語で言っといた。通じたんじゃないかな、こっちに寄ってきたでね。かっこいいよ、りりしいわね。」などと話した。