- 出演者
- 合原明子
オープニング映像。
アメリカ・トランプ大統領は石破総理宛ての書簡を送り、日本からの輸入品に対し、来月1日から関税25%を課すと通知した。9日に迫っていた相互関税の一時停止の期限は延期されたが、日米で隔たりの大きい自動車への関税措置などをめぐり、ギリギリの交渉が続けられることになる。日本からの輸入品には一律関税10%が課され、これと合わせ24%となる相互関税については今月9日まで一時停止されている。トランプ大統領はこの期限を来月1日に延期する大統領令に署名した。またホワイトハウスは今回の関税は品目毎にすでに発動している措置とは別で自動車・自動車部品への25%の関税などに上乗せされることはないと説明している。トランプ大統領は書簡の内容についてほぼ最終的な提案だと述べる一方、今後の交渉次第で見直す可能性があることを示唆している。
日本政府はきょう午前、総合対策本部の会合を開催した。石破首相は「現時点で双方が折り合えない点が残っており、残念ながら合意に至っていない、これは日本政府として安易な妥協を避け、求めるべきものは求め、守るべきものは守るべく厳しい協議を続けてきたからだ」と述べた。その上で相互関税の一時停止の期限をめぐり、「事実上据え置きするもので協議期限を延長するもの」などとし、引き続き国益を守りながら、双方の利益となるような合意の実現に向け、交渉を続けることや各国の対応を見極め、日本への影響を十分分析すること、国内産業・雇用への影響緩和に万全を期すことを閣僚に指示した。
午前11時までの最高気温は香川・財田で36.3℃などすでに猛暑日となっている。日中の最高気温は北海道・帯広で37度などと猛暑日が予想されている。熱中症警戒アラートが広範囲で発表されている。適切にエアコンを使用し、水分・塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど熱中症対策を続けるよう注意を呼びかけた。一方、西日本・東日本の山沿い中心に大気の状態が不安定になる見込み、急な激しい雨、落雷・突風・ひょうに注意が必要。
現地時間午前10時ごろからおこなわれた歓迎式典。天皇陛下は礼砲と君が代の演奏で歓迎を受けたあと、儀仗隊の栄誉礼を受け、大統領とともに整列した隊員を巡閲された。両陛下はモンゴルの閣僚らと握手を交わしたあと、モンゴル側の関係者として出席した大相撲の元横綱・朝青龍、日馬富士、白鵬と言葉をかわされた。午後両陛下は旧ソビエトによって抑留、モンゴルに送られ、命を落とした日本人の慰霊碑に花を供え、犠牲者の霊を慰められる。抑留生活に耐え生還した人はその苦難について両陛下の慰霊を期に広く知ってもらいたいと願っている。
ことし9月に施行される改正法は市街地などにクマやイノシシが出没の際、市町村の判断で猟銃使用を特例的に可能にするもの。環境省が公表したガイドラインによると市街地での猟銃使用の条件は人が生活している場所などにクマなど侵入・そのおそれが大きいこと。緊急性認められること。猟銃以外の方法で捕獲困難。安全性確保されているのすべてを満たした場合、市町村が実施。想定される猟銃使用の場所は建物侵入の場合・農地・河川敷。手順として、市町村は通行禁止などの範囲を決定。住民の安全確保を実施。発砲タイミングなどは委託ハンターの裁量。安全確保の確認・中止判断などは市町村の役割としている。ハンターの日当は環境省の交付金を活用が可能、人身事故は国家賠償法で対応。
アメリカ・トランプ大統領はホワイトハウスでネタニヤフ首相と会談をした。アメリカがイランの核施設を攻撃以降両首脳が対面で会談するのは初めて。ネタニヤフ首相はトランプ大統領が各地で平和に貢献、ノーベル平和賞に推薦したと明らかにした。トランプ大統領は各開発をめぐるイランとの協議を近く再開する考えを明らかにした。またガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘停戦実現に期待を示した。トランプ大統領としては中東地域の安定につながる外交成果をあげたい考え。
エンディングの挨拶をした。