中東情勢の緊迫化を受けてG7主要7か国の首脳による電話会議が、昨夜開かれた。G7の首脳による電話会議で石破総理大臣は、“中東とヨーロッパ、それに日本が位置するインド太平洋の安全保障は密接に関連しており、G7の緊密な連携や協力がますます重要になる”と指摘した。その上で、イランによる攻撃を含めた今の中東情勢に深刻な懸念を表明し“こうしたエスカレーションは全く認められない”と、強く非難した。そして、“G7を含む国際社会が全面戦争に拡大しないよう、すべての関係者に最大限の自制を求め、事態の沈静化に向けて努力することが重要だ”と指摘し、日本としても外交努力を行うとともにイランにも働きかけを続ける考えを強調した。