米・FRBは29日、3.75%を上限とする政策金利の据え置きを決めた。3会合連続での利下げ見送り。イランでの戦闘による原油高でインフレの懸念が高まっているが、パウエル議長は“政策金利を据え置き、経済の動向を見極めることが適切だ”と説明した。一方で声明では「中東情勢の動向が先行きに高いレベルの不透明感をもたらしている」と指摘した他、「世界的なエネルギー価格上昇もあり、物価上昇率は高水準になっている」と警戒感を示した。また、パウエル氏は5月15日で議長の任期を迎えるが、議長退任後も当面、理事にとどまる意向を明らかにした。トランプ政権による自らへの刑事捜査が完全かつ透明性をもって終結すれば理事も退任する考えを示している。
