21日多くの日本の自動車メーカーが生産拠点を置くタイとインドネシアで金融政策をきめる会合が開かれる。両国とも利上げを繰り返してきた。その結果、自動車の新車販売に影響が出ている。タイは今年上半期の新車販売が去年ん同期比24%減少、インドネシアでも19%減少している。背景には自動車ローンの金利高止まりや金融機関の審査の厳格化がある。経済界からは利下げを求める声が上がっている。アメリカより先に利下げを行った場合、再び通貨安に見舞われるリスクもあるため、今後の政策を巡って中央銀行がどのような発信をするかが注目。