全国的にインフルエンザが流行期を迎えた中、都内のクリニックでは薬が不足し、別の薬で代用する事態になっている。薬不足は東京・文京区の調剤薬局でも。解熱剤は残りわずかだという。発注した解熱剤・せき止め薬・たんを切る薬の19種類が入荷未定。処方箋で指示された薬がない場合は医師に相談し、代用薬を出すなどの対応をしているという。市販薬も一部の商品が品切れに。厚労省が発表した医療用医薬品の供給状況によると、限定出荷や供給停止の医薬品は3103品目と全体の約2割に相当。需要に対して供給が追いついていない状態だという。