神奈川・横浜市の居酒屋では体調不良を理由としたキャンセルが相次ぎ、取材日の前日には、20人の団体客が当日キャンセルになったという。インフルエンザの感染拡大でコロナ禍に呼びかけられたマスク会食をする客も。インフルエンザの流行に危機感を強めているのが、学習塾。コロナ禍に使っていたアクリル板を復活。入り口には非接触の体温計も設置した。塾は生徒たちに感染が広がらないよう、できるかぎりの対策を行っていた。東京・杉並区の医療機関では、48人中24人がインフルエンザと診断された。東京・文京区の高木薬局では、せき止め薬の棚が空になっていた。もともと不足していたところに拍車がかかり、入荷も未定だという。今年のインフルエンザの特徴について、たむら医院・田村剛院長は、「せきを伴う方が多い。せきエチケットをやっていただきたい。飛散させないことも重要」と話した。